【江ノ電と海と紫陽花と,part①】
楽しみにしていた江ノ島デート。
事前に観光スポットを色々調べたやつと、やっぱり今度にしようか?と労りLINEをしたのに連絡が来なかった。
いつもなら仕事中合間を縫ってでも返してくれるのに全然来なかった。
2日目に入っても連絡が来なかったから心配してたけどその夜ピンポーンって家のベルが鳴ってそしたら彼だった。
ケータイを水没させちゃったみたいで新しくしてLINEの取得がうまくいかなかったからってわざわざおうちに来てくれたから玄関先で2人でしゃがんでお話した。
「ごめんね、連絡返せなくて。心配させちゃった?」って握ってた手をぎゅーってしながら安心させてくれた。それから一旦帰って色々決めよって行くか行かないか迷ってたけど結局行くことになった。
6日は、朝の9時に彼が迎えにきた。
当日はあいにくの雨だった。
私の最寄りの駅から出発して電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、楽しみだねって2人でうきうきして。
かわいいモノレールにまた心が躍る。
乗ってる途中でいつも連絡魔の友達から電話がきた。
次の日デートだって言ってたのに電話までしてきたから彼も私もビックリしてた。
乗りたかった江ノ電にピャッピャした。
その前にお腹すいたねって彼はラーメン食べたくて私はしらす丼食べたいかなーって言ってたらちょうど奇跡的にみっけたお店が両方提供してくれるところでめっちゃラッキーだった。
いっぺんに両方の希望が叶うなんて。
なんて幸せなんだ。
運がよかった。
お腹を満たしてまた傘を差しながら雨の降るメイン通りをとぼとぼ歩く。
オシャンなカフェを見かけては、とっても入りたい衝動に駆られた。
そんな欲を抑えつつ水族館に向かった。
綺麗な生花が幻想的な世界の入り口。
海の中を半分に割って覗いてるような水槽
のどが渇きすぎてほんとはアイス食べたかったけどジュースにした。
【彼:カルピス
私:サイダー(恐らくブルーハワイ)】
水族館から見えた海。
この時期はもう雨だってサーファーは疼いちゃうんだろうな。
サーフスーツが黒いからアシカの大群が岸辺にいっぱいいるみたいだった。
《《《後半へ続く。。。》》》