ちょこあんぱんの日記

すきなことをすきに書く、それだけ。

【言葉は儚い】

 

 

 

 

心の奥にある感情を

どう取り扱ったらいいんだろう

 

 

この揺さぶられる情動を

どう表してどう伝えればいいんだろう

 

 

胸の奥のこの思いを表す言葉が

どこかに転がってないかな

 

 

 

でも見つからないでほしいという相反する感情も混ぜ合わさってる

 

 

このままでいいような

このままじゃもどかしいような

 

 

 

 

言葉にできるなら少しはマシなのにな

言葉なくしてもその想いだけを相手に飛ばせればいいのにな

ビビビって

 

 

 

そしたら何も言わなくてもわかるのに

 

そしたら君の心の奥底の本当の部分もわかるのに

 

 

世間体に向けられたような飾られた言葉じゃなくて

忖度の中の一節じゃなくて

対相手への本当の気持ち。

 

 

もし私の中の色々絡み合った感情を星の数ほどの言葉で言語化出来たとして、

でもそれはやっぱり相手に伝えるまでに

色んな経路を辿り、細心の注意を払って

分別の中で ろ過してからオブラートに包んで相手の胸の内に届けるんだ

 

 

きっと君もそうするでしょ?

 

それは本当の言葉なのかな

 

 

本当の心の

本当の言葉なのかな

 

 

私(対相手)を思いやって私(対相手)の心を傷つけないように甘い砂糖漬けのシロップでデロデロになったふやかされた優しさは

 

 

 

本当の本当の

真実までもふやけて溶けちゃうのに

 

 

 

甘やかしてデロデロになった私たちは

表面上で取り繕った甘美なシロップでは混じり合っても肝心な角の部分は等分できないんだ

 

 

 

 

2人で分け合って半分こ出来ないんだ

2人で溶け合って半分こ出来ないんだ

 

 

 

 

 

 

 

それ故に、

とても切ない

とても虚しい

 

 

 

言葉は星の数ほどあったって

 

 

 

 

 

 

言葉は儚い。